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うつの原因は精神的なことだけじゃない?4つのストレスと対処法

こんにちは。
リラクゼーションサロンたなごこちの松崎です。

私は子供のころからアトピーだったのですが、大人になってから仕事のストレスでかなり心を病んでいた時期があります。
結局精神科などにはかからず、アトピーの回復とともに心の傷も癒えたのですが、もし精神科にかかっていたら、「うつ」と診断されていたと思います。

ちなみに、私の周りにも「うつ」の方が何人かいます。
この方たちは、元々私なんかよりもずっとポジティブで元気で楽しい性格でしたが、私が知らない間に「うつ」になってしまい、今精神科にかかっていて薬を飲んでいます。

なぜあんなに元気で楽しい人だったのに…と思い、色々うつのことを調べていくと、うつってかなり複雑な要因が絡んでいるんだなと感じました。

そこで、私自身が調べたうつの原因と簡単な対策について解説していきます

もし今現在、自分自身がうつかな?と思ったり、周りの人にそれらしい傾向がある人のためにも、この記事を読んでいただければと思います。

うつ病になる要因とは?

うつの要因は精神的なストレスとばかり思っていたのですが、実はそれ以外にもいくつもの要因があることが分かりました。

うつ病とは、脳にある神経伝達物質の働きが悪くなり、
・ストレス要因
・環境要因(周りの環境、環境の変化)
・身体的要因(体の不調、体の病気)
など様々な要因が複雑に絡みその結果、発病すると考えられています。

つまり、うつ病はただ一つの原因だけで発病はしないのです。

ストレス要因に関しても精神的なストレスだけではありあせん。

ストレスには、次の4つがあることが分かりました。

4つのストレス
1.精神的ストレス
2.構造的ストレス
3.化学的ストレス
4.温度と湿度のストレス

順番に説明していきましょう

1.精神的ストレスについて

精神的ストレスは、大別して
社会的ストレス、心理的ストレスがあります。

社会的ストレスとは

・仕事関係のストレス…仕事の失敗、プレッシャー(ノルマなど)、就職、昇進、転勤、単身赴任、左遷、転職、失業など
・家庭関係のストレス…結婚、別居、離婚、育児、子供の反抗期など
・学校関係のストレス…入学、転校、いじめ、体罰など
・人間関係のストレス…上司部下、取引先、家族、恋人、近所づきあい、親戚、嫁姑問題、PTAなど

簡単に言うと、社会生活の中で生じる様々な悩み、不安、恐れなどが社会的ストレスになります。

心理的ストレスとは

心理的ストレスは、自分自身の心理的な要素から生まれてくるストレスのこと。

・身体関係のストレス・・・病気、けが、疲労、妊娠、出産、など
・喪失体験のストレス・・・身内(家族・親戚)友人・ペットとの死別、離別など
・その他のストレス・・・・家族や社会全体への怒り、失恋、将来の不安、恐怖、失敗、挫折、など

2.構造的ストレスについて

構造的ストレスとは体のゆがみのこと。

体のゆがみというのは、骨盤、背骨、頭蓋骨などがゆがんでいるということです。

これらがゆがんでいると、意識していなくても脳が本能的にストレスを感じます。

また、姿勢が悪かったり、手作業やPCでの長時間労働で同じ姿勢をずっと続けていると、体に対してストレスがかかります。

これも構造的ストレスになります。

構造的ストレスは、精神的ストレスのように自分で自覚できるものではありませんが、知らないうちに体から心へ影響が及びます。

構造的ストレスは体が緊張してこわばっている状態なので、なるべく体をリラックスさせ、肩の力を抜くことが必要です。

3.化学的ストレスについて

化学的ストレスは、体にとって不必要な化学物質の取りすぎや、体に必要な栄養素の不足によって、体が感じるストレスです。

例えば、日頃コンビニの弁当など食品添加物がたくさん含まれているものばかり食べていたり、逆に体に必要なビタミンミネラル類がほとんどとれていないことなどが挙げられます。

食べた食物の栄養素は、人体の中で化学変化を起こしますが、この化学反応が偏りすぎることで、ストレスになります。

また、排気ガス、汚染された大気、シンナー、家具に付着している接着剤の臭いなど、肺や皮膚から入る化学物質もストレスになります。

人によっては、香水などに含まれる香料でさえストレスになる方もいます。

4.温度と湿度のストレスについて

温度と湿度もストレスの要因になります。

この要因自体、うつ病に即影響を及ぼすものではありませんが、その他の要因(精神的ストレス、構造的ストレス、化学的ストレス)がたくさんある場合は、不快に感じる温度や湿度でいるだけでもストレスになります。

暑い夏に我慢してエアコンをつけずにいたり、また寒い時期に我慢して暖房をつけずにいると、体が過剰にストレスを感じます。

ストレスがたまると自律神経のバランスが狂い、悪化するとうつになることも…

自律神経とは

自律神経とは、自分の意思とは全く関係なく、体の機能をコントロールしている神経のことです。

例えば、手足を動かすということは自分の意識で動かすことができますが、心臓を自分の意思で止めたり動かしたりしてもできません。
他にも胃や腸を意識で動かそうと思ってもできません。
これらは、人間が生きていく限り、意志とは関係なく24時間365日休みなく働いてくれます。

これが自律神経の働きなのです。

自律神経は交感神経と副交感神経の2つがありますが
この2つがバランスよく働くことで、人体の健康を保てることができるのです。

しかし、4つのストレスが多くなるとその影響で、自律神経が乱れます。
つまり、交感神経、副交感神経の働きが狂うのです。

交感神経と副交感神経について

・交感神経…活動状態・緊張している時、ストレスを感じている時(昼間の活動)
・副交感神経…休息している時、リラックスしている時(寝ている時の状態)

この2つがバランス良ければ、健康な状態を保てるのですが、ストレスが多くなると交感神経ばかりが過剰に働き、バランスが崩れます。

その結果、体を回復させる副交感神経の働きが鈍り、回復できず、様々な不調を引き起こします。

そして、自律神経の乱れが習慣化すると、自律神経失調症になります。

この自律神経失調症がうつの前触れになります。

自律神経失調症がうつを引き起こす

自律神経失調症になると、体のあちこちに異常が生じます。

不眠症、めまい、食欲不振、動悸、耳鳴り、頭痛、嘔吐、発熱、不整脈、呼吸困難など

これらの症状を認識したら、悪化させてうつにならないように対処する必要があります。

そして、自律神経失調症が悪化するとうつになり、体の症状だけでなく、精神状態にも色んな症状が生じます。

・やる気が全く起きない、喜怒哀楽などの感情が出ない、無気力、死にたくなるなど

うつを防ぐには?

自律神経失調症の症状を認識したら、悪化させてうつにならないように対処する必要があります。

自律神経失調症の原因がストレスからくるものなので、4つのストレスを緩和させ、副交感神経が働くような状況を作る必要があります。

ストレスへの対処法

以下思いつくままストレスの対処法を記載しました。どれがいいかは人によって異なりますが、自分にぴったり合うものを見つけるのが一番です。

・大声を思いっきり出す
例えば、カラオケで気のすむまで歌い続けることなど

・号泣する
映画を見て号泣する。自分のつらかったことを思い出して号泣する。

・爆笑する
お笑い番組や、漫才コントのDVDを見て爆笑するなど

・体を動かす
体を動かすだけでもかなり気分がすっきりします。

・物を壊す
例えば、皿を思いっきり床に投げつけて割るとか。
くれぐれも人に迷惑がかかるようなことは避けてください。

・自然に触れる
自然の気に触れることで、自分自身の生命力が蘇ってくるような感覚になります。

・仲の良い友人と過ごす
仲の良い友人がいれば、嫌なことも洗いざらいぶちまけてしまうことで、精神的にかなり楽になります。

・自分の好きなことに没頭する
自分の好きな曲をガンガンかけるとか、趣味に没頭するとか。私の場合は、ギターの練習に没頭することでストレスを発散しています。

・旅に出る
見知らぬ街にふらっと出かけてみましょう。いつもとは違った物に触れたり、色んな情報に触れることで、自分の悩みやストレスがちっぽけなものだと思えるかもしれません。

・自分だけの静かな時間を過ごす

ゆったりとくつろぎながら、自分だけの時間をぜいたくに過ごしてみるのもいいですね。

・部屋をかたずける、掃除する、模様替えをする
体を動かすことにも通じますが、身の回りをかたずけたり掃除したりすることで、自分自身の気持ちも整理できたりします。

・買い物する
日頃買いたかったものを思い切って買ってみる、

・一人だけのぜいたくな時間を過ごす
普段では行かないような高級ホテルでコーヒーを飲むとか。
たしかに高級ホテルでコーヒーを頼むとすごく高いですが、それでも数千円くらいでしょう。それでストレスが緩和されれば安いものではないでしょうか?

・瞑想する
瞑想によってイライラした気分を落ち着かせることができます。

・マッサージしてもらう
足つぼや全身マッサージを受けるのもいいかもしれません。

特にアロマトリートメントは、ゆったりとした音楽とともに、様々な手技+アロマオイルを用いて全身をのリンパの流れを促進し、
筋肉のコリやハリや様々な不調を改善する、とても気持ちよくリラックスできるお勧めのマッサージです。

リンパの流れが良くなり、免疫力がアップし、代謝の良い体になることで、体の中から美しく健康に導きます。

リンパの仕組みについて(慢性的な疲れとむくみの原因と解消法)
アロマトリートメントの効果について
オイルトリートメントをお勧めする理由
セロトニンを増やしてストレスに負けない体になる方法

・ライブやイベント祭りに参加する
ライブや祭りなどの非日常的な体験をすることで、ストレスを発散させることができます。

・人におごる
お金に余裕があったら友人知人後輩などをさそい大盤振る舞いするということも考えられます。
みんなが喜んでいる顔を見たり、和やか気持ちになってストレスもどこかに消えてしまうかもしれません。

結論:ストレスをため込む前に上手に発散しましょう。


まとめ

いかがでしたでしょうか。

今回は、
・うつ病とはどんな病気なのか?
・4つのストレス

1.精神的ストレス
2.構造的ストレス
3.化学的ストレス
4.温度と湿度のストレス

・ストレスの対処法

についてお伝えしました。

今回もお読みいただきありがとうございました。

追伸
ストレスの対処法についていくつか取り上げましたが、
疲れたなと思った時に、早めにマッサージを受けるのがおススメです!

宜しければ、一度当店へ足をお運びください。
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身も心も癒されに来ませんか。

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